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文系大学生の部屋

女子大学生のブログです。なんでも書きます。ぜひ読んでみてください(ㅅ´ ˘ `)

【春、戻る】を読んで

おはようございます!暁です。今回は瀬尾まいこさんの【春、戻る】の感想を書きます。ネタバレはしないようにします。

 

「どんな苦しいことでも終わりが来るんだなあ。明けない夜はないし、神は食べられるあんかけしか与えない」 

 

他の本にも書いてあった気がするのですが、苦しいことでも終わりがあるってことを自覚しているのは大事です。そんなの当たり前じゃんって思うかもしれませんが、苦しいときや辛いときって先があんまり見えないんですよね。

 

私は嫌なことがある前にはそれが終わるまでのカウントダウンをしたり嫌なことが終わった後の自分を思い浮かべます。それだけでもだいぶ楽になれると思うのでおすすめです。

 

今まで誰にも話さなかった出来事は、口にしてみると取るに足らないことに変わっていた。これぐらいの挫折は、生きていくうえでごく自然に起こることだ。ふたを閉めて自分で重苦しい記憶に変えていただけで、その時々にすてきな出会いも出来事もあった。表に出せば、そのすべては懐かしい過去になっていく。 

 

挫折は誰かにしゃべることができるくらいになっていると、もう乗り越えたといっていいでしょうね。私も表に出せばただの懐かしい過去になっていくのだろうか。話す機会があればいつでもしゃべれるけど友達にはあんまり話したくないなって思います。しょっちゅう会えるわけじゃないのに重い話はしたくない。久しぶりに会うなら楽しい話のほうがいい。でも、いつか誰にでもいいから話して懐かしい過去にしてしまいたいと思いました。

 

いい話でした。人とのつながり、温かさを感じました。

 

 

 

【毒 POISON】を読んで

こんにちは!暁です。今回は赤川次郎さんの【毒 POISON】を読んだ感想を書いていきたいと思います。ネタバレはしません。ミステリーだからあまり書きすぎると、うっかりネタバレしそうなので…

 

わずか一滴で致死量に達し、しかも検出不可能という完全犯罪を約束する毒の小ビン。

 

そんなものがあったら皆さんはどうしますか?

 

私だったら怖くて使えないですね。使いたい相手もいないし。いくら検出されないとはいえ毒を飲ませる前にばれそう。嘘が下手なので登場人物たちみたいに上手くやれないだろうなぁと思いました。

 

オムニバス長編ミステリーでとても面白かったです。ナツイチで知って読みたいなと思ってたので今回読めてよかった。

 

ミステリーだとどうしても続きが気になってしまうのでいつもより読むペースが速かった気がします。

 

 

 

【噛みあわない会話と、ある過去について】を読んで

おはようございます!暁です。今回は辻村深月さんの【噛みあわない会話と、ある過去について】を読んだ感想を書いていきたいと思います。ネタバレはしないようにします。

 

この本は短編集になっています。4つの短編のうち2つ(パッとしない子、ナベちゃんのヨメ)はKindle Umlimited で読んだことがあり、もう一度読みたかったので買いました。 

 

「ナベちゃんのヨメ」

男友達がいる人におすすめです。そもそも男女の友情は成立するのでしょうか。私は成立しない気がしています。男友達いたことないから分かりませんが…。

 

 

「パッとしない子」

この短編は先生を目指している人、または先生に読んでほしいですね。私は先生になる気もないし先生でもないけど、いろいろ考えさせられる話でした。教室という狭い世界の中で先生の影響力がどれくらいのものだったのか思い出しながら読むとぞっとしました。

 

「ママ・はは」

この4つの短編の中で一番ハイライトした箇所が多かったです。特に印象に残ったのは

「人生は長いからさ。大人になってから子どもに自分がやってきたことを肯定してもらえないと、いざ対等な状態になった子どもに見捨てられることになるよ。感謝されないし、仲良くしてもらえない。保護者と被保護者はいずれ、介護だなんだで逆転するんだしさ」

親と子ども関係なく対等に接するべきだと思いました。押し付けられたことは将来役に立ったとしても素直に感謝できない、感謝されなくなると思うから。

 

「早穂とゆかり」

無意識、無自覚って怖い。言われてようやく自覚するけど、反省しない。あそこまでされたり言われたりしたのに…って思いました。

 

この本はいじめをテーマにしたものです。傷つけられたからってこんなにやり返していいのかみたいな意見がありました。いいと思います。私もいじめとまではいかなかったけど、嫌なことを言われて傷ついたままだし許す気はないです。でも嫌なことを言ってきた人ともう一度再会してやり返すことはできません。進んで会いに行くつもりもない。

 

こんなふうにやり返すなんて…って被害者ぶって言ってる人はずっといじめっ子のままなんだろうなと思いました。傷つけられたことがある人は傷つけられたことを“そんなこと”の一言で片づけません。

 

この本を読んですっきりしました。確かに重い話だったけど、私も無意識に人を傷つけてはいないだろうかと日々の行動を思い返すきっかけになりました。

 

 

 

 

 

 

 

【ストロベリーライフ】を読んで

こんにちは!暁です。今回は荻原浩さんの【ストロベリーライフ】を読んだ感想を書いていきたいと思います。ネタバレはしないようにします。

 

この物語はミステリーではないのですが、一人ひとりが繋がっててパズルがはまっていく感じがしました。

 

人と同じことをしていたら、同じことを長くやってる人間のほうが偉いっていう、既得権益を守ろうとしているだけのような世の中のいたるところにはびこっているルールにどっぷり嵌まってしまう。 

 

こういうルールありますよね。確かに継続力は素晴らしいです。でもいつまでも同じことだけやっていればいいなんて考えでは現状は変わりません。

 

人も昔のまま変わらずにはいられないのだからいろいろチャレンジしていくべきだと思います。同じことを続けるだけだったら失敗は少ないだろうけど得られるものも少ないでしょう。試行錯誤していくことが大事なんだなと感じました。

 

誰が何と言おうと、仕事は、毎日は、楽しんだもの勝ちだ。同じことをするなら、楽しくやろう。 

 

私は単発バイトしかしたことがないので仕事ととはいえないかもしれませんが共感しました。単発バイトの一つとして中学生の課題を教えるバイトをしたことがあります。その中学生たちは数学や英語があまり得意ではない子たちでどう教えたら理解してもらえるか必死に考えながら教えていたことを思い出しました。

 

そのバイトは楽しかったバイトの一つです。時給が良かったのもあって笑

 

最近で言うと苦手なSPI非言語を頑張っています。今はなんとか頑張れていますが勉強始めたての頃はわからない問題にぶち当たるとすぐに現実逃避(読書)していました。

 

どうやったらやる気を出すのか考えた結果、全体の50%ごと達成するたびに単行本を一冊買っていいことにしました。だいたい読みたい本があってもセールになってたり文庫本じゃないとなかなか手が出せないので、いいご褒美になり順調に勉強できています。

 

9月中にはとりあえず三周終わらせたいです。(今は二周目後半です。)終わったら次は自己分析をやりたいですね。メモの魔力を買ったのですが全然進んでないです。

 

 

初めてこの荻原さんの本を読みましたがほかの本も読んでみたいなと思えるくらい面白かったし読みごたえがありました。

 

 

【太陽のパスタ、豆のスープ】を読んで

こんばんは!暁です。今回は宮下奈都さんの【太陽のパスタ、豆のスープ】を読んだ感想を書いていきたいと思います。ネタバレはしません。

 

確かこの本は中学生くらいの時に本屋さんで買って読みました。また久しぶりに読みたいと思っていたのですが、本がどこかにいってしまったみたいで諦めていました。

 

今回セールになってて少し安くなってたので電子書籍で買って読みました。

 

たぶん中学生のころの私はこの物語についてピンときてなかったんじゃないかなって思いました。再読してよかったです。

 

響きや字面や何かそこいらへんにあるものでただぽんと選ばれた名前はかけがえない。 

 

確かに変な意味がついた、つけられた本人が納得できない名前より直感で決められた名前のほうがいいかもしれない。私はいろいろ考えて名前つけてくれたほうが嬉しい派です。そうじゃないと二分の一成人式のとき困るから。

 

 

売りたいものを売る、それが気持ちのいい仕事のカギなんだと思う。

 

私はいろんな単発バイトをしていました。やっぱり自分でもいいなと思ってない商品だったりサービスだったりするとだめだなって感じました。自分がいいと思ったものだったら自信をもって売りに行けるでしょう。良くないと思っているものを堂々と売りに行けるほど図太くないです。できることなら友達にも勧められるくらいのものやサービスを売りたいですね。そういう会社がいいです。

 

毎日のごはんがあなたを助ける。

 

私、豆も好きだしスープ全般好きなんです。どれくらい好きかというと豆はよくサラダに入ってるんですけど豆優先で食べるくらい。ほとんど私が全部豆を食べてしまっていることが多いです。スープは最近はおかわりしていませんが、だいたい一食一回はおかわりするくらい好き。ほかのものはおかわりしないけどスープ系だけは譲れない笑

 

 

一人暮らししたらまず鍋を買ってスープを作ります。料理はあんまりやってない(家庭科のときくらい)けどスープなら作れそう。簡単そう。

 

また一人暮らしして豆のスープを作るときに再読したいな。

 

 

 

【マチネの終わりに】を読んで

こんばんは!暁です。今回は平野啓一郎さんの【マチネの終わりに】を読んだ感想を書きます。ネタバレはしないようにします。

 

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」 

 

目から鱗でした。よく未来は変えられるけど、過去は変えられないって聞きませんか?その言葉が頭に残っていたのでずっと過去は変えられないものだと思い込んでいました。

 

変えられない過去もあると思いますが、この物語では過去を変えることができています。

 

例えば過去にいじめられていたとします。そのままだったらおそらくつらい過去として残りますよね。でももしそのいじめてきた人とまた再会して和解できたとしたらどうでしょう。すぐにはいじめられた過去をなかったことにすることはできないでしょうが、つらい過去のままではなくなるかもしれません。

 

こういう場合は過去を変えられるんだろうなと思いました。

 

生まれ持った才能が、否応なく他人の嫉妬や羨望を掻き立ててしまう人間は、何か意外な親しみやすさを身につけなければ、たちまち孤立してしまうのだろう

 

わかる!!と共感しました。才能があって完璧な人は孤立するだろうけど、才能プラス親しみやすさがある人って孤立してませんでしたね。

 

親しみやすさって大事なんだなぁって本を読んでて感じました。

 

一番好きな人と結ばれることが一番いい選択だとは限らないのかもしれないなと思いました。できることなら一番の人とがいいですが笑。切なかったけど結末に納得できました。

 

 

 

 

 

 

【青い春を数えて】を読んで

こんばんは!暁です。今回は武田綾乃さんの【青い春を数えて】を読んだ感想を書きます。ネタバレはしません。

 

この本は5人の女子高生視点で描いた連作短編集になっています。

 

私の方が劣っているという現実を突きつけられるのが怖かったのだ。

 

この話を読んだとき、高校生の時の私の心情と同じだなと思いました。この本読むまですっかり忘れていたのですが、高校生の時のことを思い出しました。

 

高校入学してある文化部に入部しました。しかし、2週間足らずで退部して別の文化部に入りなおしました。退部したことは後悔してません。違う部活で楽しくやれたので。退部した理由は同級生にかなわないとわかったからでした。その同級生は中学の時に大会で最優秀賞を取ったことがあるらしく力の差が目に見えていました。

 

中学の時も運動部で同級生たちとの力の差を感じていてあまり自信が持てなかったのを覚えていて、同じことは繰り返したくないと思い辞めました。中学の時は途中で退部すると内申に影響が出るといわれていたので退部はせずにやり切りました。高校の時は推薦とかではない限り内申は関係ないと聞いていたので、すぐ辞めることができました。早めに辞めることができたので切り替えやすかったです。

 

中学、高校で部活に入っていて私にははっきり個人の順位が出る大会は向いてないなと思いました。普段の学校生活ではほとんど感じませんでしたが、部活の大会のことになると劣等感を持っていた気がします。

 

大学では部活やサークルには入っていません。私が入ろうとしていたサークルは大会とかないみたいだったけど、入ると比べてしまっていただろうなと思いました。

 

授業やゼミで発表することはもちろんありますが、そこでは誰の発表が一番だったなんてことは言われないから劣等感を持たないのかな…。

 

「ずるくないことなんてね、ないと思う。公平だって思ってるものでも、誰かにとっては不公平なものかもしれないし。」

 

この言葉はハッとさせられました。例として大学受験の話が出てきます。

 

私立大学しか受けないとなると基本3教科だけ勉強すればいいですよね。国公立大学だともっと多くの教科を勉強しなきゃいけない。

 

帰宅部の人は勉強する時間がたくさんあるけど、夏に引退する部活の人は帰宅部の人に比べると受験勉強のスタートが遅れる。

 

金銭的余裕がある人は塾に通えるけど、ない人は自分でどうにかするしかない。

 

1年生から頑張ってきた人は推薦で大学が決まる。そのほかの人は内申点関係なく大学入試で決まる。

 

条件が全く同じの同級生なんていません。だからずるいずるいって言ってたってしょうがないんです。

 

私は一般入試しか受けていませんでしたが、推薦入試で大学が決まった人に対してずるいとは思ったことはありませんでした。推薦してもらえるだけ頑張っていたのを知っていたので推薦されて当然だと思っていました。

 

でも少しモヤモヤしていたのでこの話を読んですっきりしました。

 

大学受験に関するモヤモヤは高校生なら一度は感じると思うので、読んでみてほしいです。